南楠葉からのお客様(巻き爪矯正)
最近の傾向として、若い女性の患者さんが増えてきたように思います。
巻き爪の方も多くおられますが、中には「あれ、全然巻き爪じゃない・・・」という方も数人おられました。「とにかく足の親指が痛い」ということで、ご相談にこられた方です。
先日のお客様の場合は、おそらくですが、爪と接触している皮膚に黴菌が入り、それが痛みを生じているようでした。少々膿が出ていたので、残念ながら施術することはできず、近くの皮膚科へ案内をした次第です。
巻き爪でなくとも、入りこんだ爪の角度を変えることで、痛みがなくなることもありますが、炎症や膿が発生している場合の施術は医療機関に案内することしかできません。
しかし、「これは、どうだろう・・・」と、ご自分で判断できかねる場合もあるかと思います。ですので、施術できるかどうか、施術した方が良いのかどうかは、ご来院下さった時に判断いたしますので、一度、お気軽にご相談頂ければと思います。
それはそうと、昨日ご来院下さった南楠葉からのお客様は、かなり重度の巻き爪の方でした。ひらがなの「つ」を、潰したような形に曲がっており、正直、「プレートが付いてくれると良いんだけど・・・」と思いながら、時間をかけて爪を削り、クレバー(専用接着剤)を念入りに付けた所、驚くほどキレイに貼り付いてくれました。
おそらく、矯正期間は長くかかるかと思いますが、通って頂き、効果が出始めた時の喜びの声が待ち遠しいです。
その方が、おっしゃられていたのですが、皮膚科に行くと、「これは麻酔をかけて爪を抜かなくてはならない」と言われたそうです。恐ろしいことを平気で行ってしまう医師もいるんですね・・・。
そういえば、先日のお客様も、お知り合いの方が爪の両端を切ってしまい、永遠に爪が生えてこない指にされただとかおっしゃられていました。この施術法は、ネイルマトリックス(爪を作る工場みたいなもの)を除去してしまうという、取り返しのつかない施術法です。
この施術をしてしまうと、(変なたとえでスミマセンが)足の親指の爪が、モヒカンのように両端だけない状態になってしまい、夏場でも恥ずかしくてサンダルが履けない、裸足になるのが恥ずかしい、などという状態になってしまいます。女性にとっては、本当に悲しいことだと思います。本当にひどい話ですね。
多くの方が、最初に訪れた病院の施術法を信じてしまい、鵜呑みにしてしまいがちです。しかし、【医師によって施術法は様々である】ということを忘れないようにしてください。
医療は進化し続けています。そして、それに沿って医師も情報を取り入れていかなければなりません。しかし、すでに時代遅れになり、信じられない施術を施す医師も存在します。私は医師ではありませんが、爪の情報は日々取り入れ、お客様の生の声を聞き、これからもどんどんと進歩していきます。